はじめに - レクチャー 3:基本インタラクション

1.基本インタラクションのデモンストレーション

音声が流れますので、音量を調節して下さい。

2.インタラクション

「インタラクション」ウィンドウ枠は、ワイヤフレーム上のウィジェットの動作を定義するために使用します。基本リンクからリッチインターネットアプリケーション (RIA) 動作に至るまで幅広い範囲のインタラクションを追加できます。定義されたインタラクションは、生成されたプロトタイプの中で機能します。

インタラクションは、イベント、ケースおよびアクションで構成されています。

イベントの例としては、OnClick、OnMouseEnter、およびOnMouseOutなどがあります。

各イベントには、1 つ以上のケースを持たせることができます。たとえば、ボタンのOnClick イベントには、ページ 1 を表示するケースと、ページ 2 を表示するケースの 2 つのケースを持たせることができます。

各ケースには、1 つ以上のアクションを実行させることができます。アクションの例として、基本リンクである「リンクを現在のウィンドウで開く」などがあります。

ケースは、ケースまたはイベントを右クリックし、「ケースのコピー」を選択することでコピーできます。コピーされたケースを同じウィジェットや別のウィジェットのイベントに貼り付けるには、イベントを右クリックして、「ケースの貼り付け」を選択します。

3.基本リンクの定義

次に、基本リンクをボタンウィジェットに追加する手順を示します。

ボタンウィジェットをワイヤフレームに追加して、そのボタンを選択します。

ケースの追加:

ケースをそのボタンのOnClickイベントに追加するには、「インタラクション」ウィンドウ枠の中の「OnClick」を選択し、「ケースの追加」をクリックします (または単に「OnClick」をダブルクリックします)。すると、「インタラクションケースプロパティ」ダイアログが表示され、その中で実行するアクションを選択できます。

アクションの追加:

ダイアログで、「リンクを現在のウィンドウで開く 」アクションをオンにします。

アクションオプションの編集:

「リンク」をクリックして、「リンクのプロパティ」ダイアログボックスを開き、デザイン内のページにリンクするか、外部 URL にリンクします。

基本リンクをウィジェットにすばやく追加するには、ウィジェットを選択し、「インタラクション」ウィンドウ枠の上部にある「クイックリンク」をクリックして目的のページを選択します。

4.アクション

基本リンクに加えて、Axure RP では多くのアクションを使用できます。これらのアクションを 1 つ以上イベント上の任意のケースで実行できます。次に、Axure RP で使用可能なアクションの一覧を示します。

リンクを現在のウィンドウで開く:

現在のウィンドウでページを表示します。

リンクをポップアップウィンドウで開く:

ポップアップウィンドウでページを表示します。

親ウィンドウにリンクを開く:

ポップアップ元のウィンドウを、ポップアップしたウィンドウから変更する時に用います。

現在のウィンドウを閉じる:

現在のウィンドウを閉じます。

フレーム内でリンクを開く:

インラインフレーム内でロードされたページを変更するために、インラインフレームウィジェットと共に使用されます。


パネルの状態を変更:

1 つ以上のダイナミックパネルの現在の状態を設定します。

パネルを表示する:

1 つ以上のダイナミックパネルを表示します (可視状態にします)。

パネルを非表示にする:

1 つ以上のダイナミックパネルを非表示にします。

パネルの可視性をトグルする:

現在の表示状態からダイナミックパネルを表示または非表示に切り替えます。

パネルを移動する:

ダイナミックパネルを特定の位置に移動するか、指定された距離分移動します。

パネルを前面へ移動する:

ダイナミックパネルを最上位層へもってきます。

設定した値を、変数や他のウィジェットの値にセットする:

1 つ以上の変数やウィジェットの値を設定します。

親フレームでリンクを開く:

親フレームでページを表示します。インラインフレームに読み込まれたページから使用します。

ツールチップ用マスクへのスクロール:

ページを縦、横または両方の方向に指定された位置までスクロールします。

ウィジェットを有効にする:

ウィジェットからドロップリストやテキストフィールドなどを有効にします。

ウィジェットを無効化:

ウィジェットからの呼び出しを無効にします。

ウィジェットを指定した状態にセットする:

ウィジェットを、指定状態の書式にセットします。

ウィジェットにフォーカスを合わせる:

テキストフィールドなどの特定のウィジェットにフォーカスを合わせます。

保留する:

指定された時間の分アクションを保留します。

ツリーノードを展開する:

ツリーウィジェットのノードを展開します。

ツリーノードを折り畳む:

ツリーウィジェットのノードを折り畳みます。

その他:

「ユーザーへのメール送信」などのアクションについて、テキスト記述を表示します。

5.複数のケース

イベントに複数のケースを追加して、条件フローを実行できます。

たとえば、ボタンのOnClickイベントに 2 つのケースを作成するとします。最初のケースには、「イエスの場合」という説明をつけて、ページ 1 を開くアクションを与え、2 番目のケースには、「ノーの場合」という説明をつけて、ページ 2 を開くアクションを与えるといったことができます。

プロトタイプでボタンをクリックすると、それぞれのケースの記述 (「イエスの場合」と「ノーの場合」) が表示されます。記述をクリックすると、関連付けられたアクションが実行されます。

記述の使用は、条件フローを実行する上で効果的です。しかし、より詳細度が高いプロトタイプが必要な場合は、Axure RP はケースの条件ロジックの定義もサポートしており、プロトタイプの中のフォームウィジェットに入力された値、または変数に保存された値に基づいてアクションを実行します。これについては、「豊富な機能 レクチャー 1: 条件ロジック」で説明します。

6.ページレベルインタラクション:OnPageLoad

OnPageLoadとは、プロトタイプ内でページロードを行う際に発生するイベントです。

OnPageLoadインタラクションは、「ページノート」ウィンドウ枠の中の「インタラクション」ウィンドウ枠で定義します。ウィジェットのインタラクション・ケースを追加する要領で、ページのインタラクション・ケースを追加できます。

OnPageLoadイベントの詳細は、「豊富な機能 レクチャー 6: OnPageLoadイベント」で説明します。

7.アドバンスインタラクションエディタ

インタラクションケースプロパティダイアログ内の、アクション選択セクションの右上にあるアドバンスインタラクションエディタのリンクをクリックして使用します。
基本エディタでは、一つのケースに対して追加できるのは、各アクションを一回のみで、また、追加されたアクションの順番は自動的に決定されます。一方、アドバンスエディタを使えば、アクションの順序を任意で決めることができ、各アクションも複数回追加できます。

アドバンスインタラクションエディタの詳細は、「リッチインタラクション レクチャー 4: アドバンスインタラクションエディタ」で説明します。