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第52回: 道路状況を「見る」

前回のコラムで紹介した通り、運転免許証の更新を郵送で申請したところ、投函から5営業日目には新しい免許証が自宅に届いた。普通郵便で送られてきた点に一抹の不安を感じるものの、迅速さは申し分ない。

ところで、運転といえば、町中で信号待ちをしていると、交差点にカメラが設置されているのを見かけることがある。これらのカメラは警察や運輸局などが道路管理のために設置しているもので、その映像は、テレビニュースの交通情報にも使われている。「何キロの渋滞」と声で聞くだけでなく、実際の様子を映像で見せてもらえるとより実感がわくが、交通情報ニュースの映像は一瞬で切り替わってしまい、じっくり見ることができない上に、そもそも自分が見たい地点の映像が放送されるとも限らないため、日頃から物足りなく思っていた。

そう思っていたところに、地元の交通管制センターを訪問する機会が舞い込んできたので、これ幸いと聞いてみたところ、実はこうした映像がウェブサイトで一般公開されているという。早速そのウェブサイトを見てみると、ワシントンDCとその近郊だけでも、ざっと200台ものカメラが登録されており、うち2台には筆者のアパートも映っていた。また、職場までの経路上には13台のカメラが登録されており、1-2キロ間隔で交差点周辺の様子を「見る」ことができる。

配信されている映像は9万画素にも満たないものだが、(2秒間に1枚というコマ送りながら)一応動画で配信されている。交通量だけでなく、路面の状況や歩行者の数、日差し・雨・風・雪、工事や車線規制の状況まで一瞬で見て取ることができ、色分けされた渋滞状況図だけでは伝わってこない「百聞は一見にしかず」な情報の力を感じる。有料となるが携帯電話からもアクセスできるようなので、おもしろい活用法が見つけられそうだ。

NTT DATA AgileNet (岡田)

本コラムは、NTTデータのDigital Government メールマガジン 2006年10月26日号に掲載されたものです。

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