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第47回: 「無線インターネットは第5の公共サービス」
連邦政府の農務省で働く筆者の友人(プエルトリコ出身)は、外見上は野性的な雰囲気の青年だ。どちらかというと機械好きというより運動好きなタイプに見えるし、趣味の写真ではプロになれそうなほど芸術的な作品を撮る。しかし、そんな彼も、会議でノートパソコンを広げ、無線LANに接続すると、「あー、生き返った気がする」と漏らす。
それをそばで聞いていた別の会議参加者(ちなみにサウジアラビア人の会社経営者)も、しきりに同意していた。もちろん筆者も、その感覚を共有する一人である。出先でインターネットが使えないことがわかると、情報から遮断されているような感覚に襲われるのだ(すでに保存してある情報以上のものが入手できないという心細さは、電源のないところでノートパソコンの電池残量を気にする感覚に似ているかもしれない)。筆者がNTTデータに入社したのは、学生のころパソコン通信に出会い、電話網を使って不特定多数のコンピュータ(すなわち人)と情報交換できることに感動したからであるが、当時と比べるとまさに別世界である。
ITが急速にコモディティ化しているというのは頻繁に耳にする話だが、PC Today誌はさらに一歩進んで、「無線インターネットは、電気・水道・ガス・電話に次ぐ第5の公共サービスである」と書いている(2006年7月号)。引っ越し当日からインターネットが使えるようになっていないと困る筆者としてはこの記事に大きく頷いてしまうのだが、実はDC周辺では、まさにそのような公共サービスが提供され始めている。この件については別の機会に取り上げてみたい。
NTT DATA AgileNet (岡田)
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本コラムは、NTTデータのDigital Government メールマガジン
2006年7月28日号に掲載されたものです。
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