AgileNetロゴ

   
[Japanese]/[English(NTT DATA Corporation)]

AgileNetロゴ
 





   
AgileNet コラム

バックナンバー

第43回: 「だましだまし」ではだまし切れなくなった時

先日、筆者のノートパソコンがとうとう壊れてしまった。「とうとう」と言うのは、以前からその兆しがあり、パソコンのご機嫌を伺いながらだましだまし使ってきたからだ。快調とはいえないものの、下手にITに詳しいだけに、いろいろな工夫や無理をすれば(特に傍目からは)それなりに使えてしまうので、なかなか修理や買い替えがしにくい状態が続いていた。その上、予算緊縮の折、支出を起案しにくい雰囲気もあった。

しかし、無理や我慢を重ねただけに、破局を迎えたときの打撃は一層大きかった。データ等のバックアップをしっかり取ってあったのは言うまでもないが、破局の日、すなわち回復不能状態に陥った日が、よりによって1週間の出張の初日と重なってしまったのだ。電源を入れても初期画面が表示されず、OSの再インストールすらできない状態となってしまい、バックアップはあれどもデータを戻す先がない。仮に出張先で本体を買いに出かけたとしても、業務環境の復元には半日から1日はかかってしまう。しかもその間、そもそもの出張の目的である業務や、出張先に宿題として持ってきた仕事を止めるわけには行かない。

結果としては、遺憾ながらお客様にも社内関係者にも大きな迷惑をかけてしまった。考えてみれば、2年半前に大きな故障が起きた際、経理担当者の指摘で「まだ新しいので買い替えではなく修理を」ということになって以降、ずっと不安と不調を抱えた状態で使ってきたのである。我慢できる範囲の小さな不自由や非効率であっても、それが蓄積すれば修理と買い替えの差額は誤差の範囲に過ぎないように思われる。

システムの換装は災難が起こってからでは遅く、「だましだまし」の運用はいざという時にかえって問題を大きくするということを、改めて実感させられた苦い出来事であった。

NTT DATA AgileNet (岡田)

本コラムは、NTTデータのDigital Government メールマガジン 2006年5月25日号に掲載されたものです。

ホームページの内容に関するお問い合わせは
までお気軽にご連絡下さい。


Copyright © 2001-2006 NTT DATA AgileNet L.L.C.