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第23回: ホワイトハウスに不審機接近!そのとき市民は?
筆者の職場は、ホワイトハウスの真北600メートルのところにある。先日、「今日は妙に飛行機の音が大きいな」と思って空を見上げると、ジェット戦闘機が飛んでいた。大統領のヘリコプターなどはよく見かけるが、戦闘機は珍しい。来週末ワシントン近郊のアンドリュース空軍基地で開催される航空ショーの予行演習だろうか?と思った瞬間、携帯電話にショートメッセージが着信した。
「ホワイトハウスと連邦議事堂に避難命令」すぐさま、詳細を確認すべくパソコンからインターネットへアクセスする。実際に事件や事故が発生したのではなく、なんらかの事情から警戒態勢に入っただけとのこと。すぐにどうこうということはなさそうだと判断し、緊張しつつも仕事に戻る。
しばらくすると、また携帯電話が鳴った。「避難は未確認航空機の警戒空域侵犯。テロの気配なし」CNN等のウェブサイトを見ると、単発プロペラ機が首都上空の警戒空域を侵犯したことによる避難だったようだ。空域侵犯自体は頻繁にあることだが、ホワイトハウスのマクレラン報道官の発表によると、今回はホワイトハウスから5キロメートル以内にまで接近したようだ。大規模な避難も納得がいく。
NBC 等のウェブサイトによると、侵犯機が首都から17分の距離に到達した時点で、ホワイトハウスまで約4キロの位置にあるレーガン・ナショナル空港から2機の軍用ヘリコプターが、またアンドリュース空軍基地からも2機のジェット戦闘機が緊急発進して、侵犯機に4発の照明弾を発射して警告し、郊外の小さな空港に誘導した。地上においても同様に迅速かつ的確な対応がとられ、ホワイトハウスや議会の要人は即座に安全な場所に移動されたという。
ワシントンDC中心部はテロ事件が発生する可能性も高い(常にテロリストから狙われている)が、危機管理もトップレベルといえよう。ホワイトハウスの目と鼻の先に事務所を構える当社も、とりあえず安心して業務に集中できている。霞ヶ関はどうだろうか?
NTT DATA AgileNet (岡田)
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本コラムは、NTTデータのDigital Government メールマガジン 2005年5月26日号に掲載されたものです。
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