次の2つのニュース、ウソかホントか? 1. カリフォルニア州政府のトップドメインがインターネットから姿を消し、州のウェブサイトや電子メールが利用不能になった。 2. ホワイトハウスに飛行機が突入した。 1つ目は、ホントのニュース。Government Technology誌によると、去る10月4日、「カリフォルニア州マリン郡運輸局がハッカーに攻撃され、インターネットへのアクセスが強制的にポルノサイトに向けられてしまっている」として、同州のトップドメイン"ca.gov"を管理する連邦政府調達庁が、同ドメイン名をインターネット上から削除した。カリフォルニア州電子政府の対外サービスも内部業務も利用不能とする荒療治だが、同州への事前通知や相談が不十分だったことから、同州政府が危機管理センターを発動して事態に対処する騒ぎに発展してしまったという。「今後は意思疎通を強化する」が教訓とのこと。 2つ目のニュースも、9月11日に実際に起きた事件だ。ただし、今年でも2001年でもなく、1994年の事件で、動機もテロではなく自殺だった。犯人は家族が亡くなったことなどをきっかけに自暴自棄となり、9月11日の夜、酒や麻薬を服用した上で飛行機を盗んでホワイトハウスに向かって飛び、翌日未明に突入した。建物手前の地面(南庭)に墜落した後、惰性で滑走して建物に衝突。操縦していた犯人は死亡したものの、そのほかにけが人はなく、建物の被害も軽微なもので済んだ 後者の事件に関連して、ホワイトハウスの情報部門長だったMichael Bohn氏が著書『Nerve Center』の中で逸話を披露している。当時のCIA長官Jim Woolsey氏は、クリントン大統領への毎朝の国家情勢説明というCIAの重要任務が頻繁にキャンセルされることに業を煮やしていた。そのような折りに飛行機がホワイトハウスに衝突したため、関係者の間では、大統領の注目を得るためにWoolsey長官が思い余って飛行機で突入したのではないかという冗談が飛び出したそうだ。それが本当だったら、この事件の教訓も、意思疎通の強化ということになっていたかもしれない。筆者はWoolsey氏と会食したことがあるが、そのときはこの逸話を知らなかった。次の機会には、本当はどう思っていたのかを伺ってみたいと思う。
NTT DATA AgileNet (岡田)