IT を活用して行政サービスの利便性を高める際、ITの側面だけを捉えて推進してしまうと、全体としてひずみが生じ、アナログとデジタルの業務プロセス間にギャップが生じることがある。ウェブ上での手続きを提供したのはよいが、問題発生時の問い合わせは結局平日に電話で受け付けるしかなかったり、メールを受け付けられたとしても、ウェブ経由で始めた手続きを電話窓口に引き継ぐことができず、一からやり直しになったり、という例はよくある。連邦政府のお膝元であるメリーランド州の陸運局では、かなりシームレスな電子政府が実現しているようで、住民としてはありがたい限りである。